こんにちは!
ボイストレーナーのディーケー です♪
次にアンザッツ6についてです。
次の図はアンザッツ6の発声時に作用する内喉頭筋および外喉頭筋を示しております。
内喉頭筋では輪状甲状筋の作用により声帯が伸びるのと、後輪状披裂筋の作用により声帯が開大し、この筋肉は輪状甲状筋の声帯伸展作用をサポートします。
外喉頭筋は強力に喉仏を下後方に引っ張る胸骨甲状筋、輪状咽頭筋が作用し、また胸骨舌骨筋、肩甲舌骨筋という筋肉の作用と併せて最大限の声帯の伸展を引き出します。
音色としてはミッキーマウスの声を深く太くしたような声をイメージするのが良いと思います。さらに声をうなじのほうから出すイメージにすると目指す音色になりやすいのではないかと思います。
先の記事で述べたアンザッツ4の発展版と捉えて良く、強力に声帯を伸展させるトレーニングになりますし、なかなか日常生活の中でも使用することの少ない筋肉にアプローチするので、休憩は入れつつ沢山練習することをオススメします。
くれぐれも過度な緊張や声量の求めすぎに注意してください。
読んでいただきありがとうございました。