こんにちは!
ボイストレーナーのディーケー です♪
次にアンザッツ2についてです。
次の図はアンザッツ2の発声時に作用する内喉頭筋および外喉頭筋を示しております。
内喉頭筋ではアンザッツ1と同様、声帯筋(内甲状披裂筋)の作用により声帯が収縮するのと、側輪状披裂筋、披裂間筋が作用し、声帯閉鎖が促されます。
声帯筋へのアプローチは2番のほうが積極的になります。
外喉頭筋は胸骨甲状筋が作用し、喉仏を下に引き下げます。
音色としてはNHKのうたのお兄さんのような明るさと、正義の味方が笑っているような深く充実した音色をイメージすると良いかと思います。
いわゆる歌声として一番自然な発声になるかと思いますが、大体の方がこの練習を始めた際は息の量が多くなりがちです。
すなわちそれは歌唱時に使用している息の量が多い可能性が高いということが言えるので、しっかりとトレーニングを積むと息に強さに頼らず、少ない呼気でしっかりと地声を出す訓練になります。
一見簡単に出せそうな練習ほど盲点となって歌唱の不自由の原因となってることがあるので、このアンザッツもしっかりと練習しましょう。
読んでいただきありがとうございました。