アンザッツの概要

こんにちは!

京都を拠点に ボイストレーニング を行っている、ボイストレーナーのDAISUKE です♪

今日からフースラーメソードの根幹となるアンザッツについて記事にしていこうと思います。

アンザッツとは簡単に言うと、「色々な音色を出す」トレーニングです。分かりやすいのは一人で色んな音色を次々に発声するものまね芸人さんや声優さんの真似をすることだと思います。(例:映画アラジンのジーニー役 山寺宏一さん)

色んな音色を出すことで、それぞれ優位に働く筋肉、逆にあまり働かない筋肉の差別化ができ、狙った筋肉に効果的に刺激を与えることができます。

歌唱訓練中心とした声の訓練となるといわゆる「良い声」を出すことを求めがちになり、これでは特定の筋肉しか作用せず、発声スキルを伸ばすのにどうしても限界があります。

そして、筋力トレーニングと違い、発声時にどの筋肉が作用しているか目視で確認ができないため、よくボイストレーニングの世界では、「お腹から声を出す」「頭から声を出す」「鼻腔に響かせる」などイメージや感覚に頼った指導がされがちです。
それらがすべてまったく意味がないとは言い切れませんが、フースラーメソードのアンザッツでは出ている音色を手掛かりに筋肉の正しい作用を確認します。

アンザッツを正しく理解しているボイストレーナーの指導を受けることや、自分自身が録音等を聴いて正しい判断ができれば、効果的に発声スキルを伸ばしていくことができます。

フースラーメソードにおいて、アンザッツは次の7種類に分けられます。

裏声系・・・アンザッツ4、5、6
地声系・・・アンザッツ1、2、3a


そして、裏声系、地声系アンザッツがそれぞれ正しく作用することで生まれるアンザッツ3bを合わせて計7種類になります。

裏声系、地声系アンザッツをしっかり練習する
          ↓
地声と裏声を断絶(ブレイク)させることなく発声できるアンザッツ3bが生まれる
          ↓
声区融合(ミックスボイスの習得)が実現し、自由に歌えるようになる

という明確な手順があり、その過程の中でどの筋肉の作用、神経支配が少ないかを音色を手がかりに判断できるというのは、時間がかかる声の成長を遠回りせず着実に進めていくためにはとても画期的なものだと思います。

次から各アンザッツについて一つの記事に一つのアンザッツという枠組みで細かく書いていこうと思います。

今回のブログ記事では具体的な練習方法は割愛し、理論的な説明や音色の説明等にして、また練習方法や音源等は別で記事にしたいと思います。

内容的な充実で言えば、武田梵声先生の著書を読むのが一番であるのは間違いないのですが、せっかく記事を読んでいただくので、できる限り私のブログならではのエッセンスも入れられるよう頑張ろうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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